暑さゆえの”熱さ”
5月後半の生理が変!というご相談が増えています。
月経周期が急に短くなったり、経血量が極端に少なかったり、排卵日がとても早くなったり・・・??
これは大変!と慌てたり、どこか悪いのでは?と心配したり、せっかく調子が良くなったと喜んでいたのに、、、と不安になったり、まさかの更年期?!と悩んだり・・・気になるのも当然のことだと思いますが、このような現象は、個人的な変調というよりも季節性のものですから、毎年この時期になると起きる現象なのです。
ですから、更年期でもないし、体が病気になったわけでもないのです。
この原因をひと言で表せば、カラダの中に熱がこもっているためといえます。
急激な高温により、体の中に発散しきれない熱がこもってしまい、体の中の潤いを奪い、水分不足のような状態になっているのです。
こういうときは「熱中症」にも注意が必要です。
体の中が熱くなると、潤い不足で殻の固い卵子ができてしまい、通常より早い時期に排卵してしまいます。
生理も経血が煮詰まったような状態となり、量が少なかったりべっとりとした感じのものだったり、そうなると生理痛もひどくなってしまいます。
「温活のし過ぎ」も要注意です。
のぼせるほど温めることは、そのことでバランスを崩します。
「冷え対策」と「温めること」は同じではないのです。
必要性を感じてこその温活です。
「基礎体温をつけるのがストレス」というかたもいらっしゃいますが、つけていただくと読み取れることもたくさんありますので、気楽に体調チェックのつもりでつけてみるのもよいでしょう。
理由がわからず、自分がどうなっているかもわからずに振り回されるよりも、状況が把握できれば落ち着いて対処もできます。
基礎体温表は、お持ちくだされば解説させていただきますので、ご来店の際にお持ちください。
ption id=”attachment_5417″ align=”alignleft” width=”2831″] 一陽館オリジナル基礎体温表をご用意しております。[/caption]
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