春の妊活養生
立春から春分へ向かう時期は、冬のような冷たい風と春を感じる光が行き交い、その割合が少しずつ変化していきます。
そのため、寒暖差も大きく、天候の変化も激しく、日によってのバラつきもあり、何かと定まりにくい状態が続きます。
妊活においても、季節変化を感じながら体調管理を心がけると無理がないようです。
・ぐっすり眠れない
・朝起きづらい
・足がつる
・膀胱炎
・イライラする
・まぶたや目の周りがピクピクけいれんする
・目が疲れる
・目の奥が痛だるい
・足元が冷える
・どうきがする
・肌が乾燥する
・花粉などのアレルギー
・抜け毛が多い
など、さまざまな不調を感じるのが「春」の特徴です。
その要因は「春」と関連の深い「肝=かん」の働きによります。
「肝」は、血を貯蔵し、自律神経を支配する役割があります。
つまり、春は、「血」と「自律神経のバランス」に関連する症状が出やすく、
特に女性は生理「=血」と生理周期「=自律神経バランス」によって体調が決まるところもあり、春はとてもバランスを保つことが難しいのです。
先ほど挙げたさまざまな不調も、実は漢方的には「肝」(=「血」と「自律神経系」)の働きを補うことで解消されるものでもあるのです。
一つ一つの症状を追うと、いろんなジャンルの薬が必要になりますが、漢方の法則にあてはめると、一気に解決できる場合があります。
これは漢方の特長のひとつでもあります。
気がかりなことが多い時は、慌てずにぜひご相談ください。
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