排卵していないかも?と思ったら
「排卵していないかもしれない」と不安を感じることがありますね。
妊娠に不可欠な排卵が不調となると一大事です。
排卵検査薬でもよくわからない、基礎体温に一喜一憂しストレスを感じる、なのにホルモン検査は異常なし、となると何がなんだかわからなくなってしまうかたも見受けられます。
一般的に排卵していないかもしれない特徴をまとめます。
生理周期について
・数ヶ月以上生理がない(いわゆる無月経)
・生理周期が極端に長い(40日以上)
・生理周期がバラバラで安定しない
基礎体温について
・二相性にならず、ずっと低温期が続く
・高温期が短すぎる(10日未満)
おりものの変化について
・排卵期に、のびるおりものが見られない
その他の症状
・慢性的な冷えや疲れ
・ストレスや不眠
・肌荒れや髪のパサつき
漢方的には「排卵しない」原因を「気血の不足」や「瘀血」などの観点から考えます。
「気血不足」は、卵子が育つための栄養が不足したり、排卵を起こすエネルギーが足りない体質で、
普段から疲れやすい、顔色が悪い、冷えが強い、生理も遅れがちになります。
「瘀血(おけつ」)は、血液のめぐりが滞り代謝がスムーズでない状態となり、生理痛が強い、経血に塊が混じる、肩こりや頭痛があるといったタイプです。
また、ストレスが多い場合は「気滞」が生じ、イライラしやすい、生理前に胸が張る、ため息が多いなどストレスの状況により症状にも波がみられます。
スムーズな排卵には、ホルモンがバランスよく分泌され、栄養がしっかり届いて成熟を迎えることが大切です。
そのために必要なことはお一人おひとり違ってきます。
「もしかして排卵していないかも?」と気になる方は、お気軽にご相談ください。
一陽館薬局の子宝相談では、漢方で自然なリズムを取り戻すようサポートします。
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