授かる確率14%
2021年度の最新不妊治療データが公表され、体外受精件数と体外受精で生まれた赤ちゃんの人数が過去最高とのことです。
生まれた赤ちゃんの11人に1人が体外受精により妊娠されたと算定されるそうです。
数年前は、クラスに1人が体外受精児と言っていたのが、割合は増える一方です。
2022年からは、保険適用となり、さらに、割合は増えるのかもしれませんね。
さて、「漢方での体づくり」の視点から注目したいのは、体外受精件数に対する出生数です。
体外受精件数49万8140件に対して、生まれた赤ちゃんの人数は6万9797人、つまり「授かる確率」は、14%程度となります。
妊娠しても流産する場合もあり、妊娠率と授かる確率には乖離があります。
一概に確率だけの問題ではありませんが、現実は厳しいと感じます。
中には、1回目で授かったケースもあれば、数え切れないほどの回を重ねられたケースも含まれていることを加味すると、「やれば結果が出る」ものではないとも感じます。
多くのご夫婦が最少回数での妊娠成功を期待し、信じて臨まれることでしょう。
ですが、もし、不妊治療に入る前に一定期間不妊状態があったならば、少しだけ落ち着いて考えてみていただきたいのは、不妊状態のカラダのままで治療という妊活手段を変えるだけで、スムーズに妊娠できるかどうか、ということです。
「妊娠できるカラダ」だから妊娠に至るという、本来の自然な仕組みを生かすことかできるのは、ご自身でしかありません。
不妊原因が不明でも、不妊状態になる要因は必ずあるはずです。
さまざまな角度から不妊状態につながる要素を見つけて、漢方薬と漢方の知恵により、体質から整え、生活を見直し、妊娠に向けてサポート致します。
独りで頑張り過ぎている方のお役に立ちたいと願っています。
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