感染症ドミノに注意
妊娠に向けて積極的に行動されるかたも多い中、コロナ感染症が流行して以降、次々と違うウイルスへの感染が続く「感染症ドミノ」といわれる状況に陥っていると感じる声も聞かれます。
「感染症ドミノ」は同じウイルスに何回も感染するのではなく、コロナ、インフル、手足口病、風邪・・というように、1つのウイルス感染が治ったかと思うとすぐに違うウイルスに感染してしまうものです。
そんな状況でさらに注目されているのが「リンゴ病」の流行です。
妊婦さんが感染するとお腹の赤ちゃんも感染して流産や貧血につながる危険性もあるそうです。
首都圏で感染拡大が目立っていますが、年末に向けては人の往来も増え、慌ただしくなる時期ですので要注意ですね。
妊婦に限らず、感染症によりせっかくの治療も中断や延期せざるを得なくなったり、体調不良によりタイミングを逃すこととなりチャンスを見送ることにもなりますから、しっかり予防されることをおすすめします。
ストレスが多く免疫力低下が心配、睡眠不足や忙しさで疲れが回復しない、もともと体力に自信がない、などご自身でできる感染予防だけでは不安・・という方には漢方でサポートすることもできますので、お早めにご相談ください。
特に女性は生理周期により、抵抗力が落ちる時期(=漢方で「気虚」といいます)があります。
排卵期や生理期間などホルモンバランスが大きく変わる時期は、その変化を起こすために多くのエネルギー=「気」を消耗し、その分カラダ本体を保持する力が不足傾向になりますので、できるだけゆったりと体を休めることが大切です。
今年は暑さが長引き冷え対策が出遅れ、うっかり足腰が冷えてしまった、というご相談も増えています。
カイロは表面を温めるには手軽ですが、内臓はいったん冷えモードになってしまうと取り戻すのも大変ですから早めに対策をとり本格的な冷えに備えましょう。
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