子宝漢方相談~二重卵胞からの移植へ~

体外受精では、ゴールにたどり着くまでにいくつもの過程をクリアして進んでいくことになります。
段階ごとに詳細が把握できるのはメリットかもしれませんが、知ることができる分プレッシャーを感じる機会も多いと感じられるかもしれません。

今回は採卵にチャレンジされたお客さま。
以前から続けて来られた採卵では、手を尽くしても卵胞が育たなくなり、何か方法がないかとのご相談でした。
刺激をしても、注射を増やしても成果が得られなくなった理由の一つに卵巣機能の低下が考えられそうですが、FSH値もジワジワと上昇しています。

疲れきった卵巣にムチを打ち続けても、限界を超えると痛手が大きくなるばかりではないでしょうか。

マイナスのスタート地点から起点のゼロへとベースを上げていくためには、生命力を支える根っこにあたる「腎」の働きを補って「腎精」を蓄えることが必要だと考えます。
また、力を振り絞って卵胞発育に費やしてきた養分(=栄養血)を増やして、血の充実(量や機能)をはかることも大切です。

地味に感じられるかもしれませんが、「体の調子」が良くならないと、卵巣機能も低迷したままでは元気な卵子も期待できないのが本質です。
避けて通ることのできない問題なのです。

卵胞の発育状況やFSH値などを考慮して、桃福宝の用量はしっかりと増やしながら4か月目に成熟卵を獲得され、
ゼロから1個へ、1個から3個へ、3個から5個へ期待できる状況が見えてきました。
先日の採卵では二重卵胞のため、「期待したほどうまくいかない・・」と落ち込んだご様子でご連絡をいただきましたが、数日後には、「なんと、二重卵胞を含むすべてが成熟卵となり受精して凍結することができました!」と嬉しいご報告をいただく事ができました。

心の安定と気力の維持は、何より大切だと感じながら日々お客さまに寄り添っています。

次のステージは移植です。
移植では「子宮に異常がないこと」以外に、漢方的に必要と感じる条件があります。
ホルモン療法が長い方ほど、ある意味”不自然なバランス”で移植に臨まれるため、不自然さを受けとめる体の調整力がポイントになることがあります。

妊娠は理論だけでうまくいくものではない、と感じることがあります。
漢方の理論を正しく体調に反映するだけの「処方」が必要です。
一陽館薬局では、「結果の出る処方」にこだわっています。
どうしても赤ちゃんがほしい、あきらめたくない、原因がわからず困っている・・・という方は、”ほどほど”や”適当”な対策でうまくいくほど簡単ではないと思います。

「ていないな体づくり」を徹底することこそが、赤ちゃんに出会う最短ルートだと思います。

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