妊活中の飲酒対策〜精子への影響〜

飲酒は精子の質や量にさまざまな悪影響を及ぼすことが知られています。
WHOのガイドラインでは、1日の純アルコール量を20g以下に抑えることが推奨されています。
相当する量としては、以下のようになります。
ビール(5%):約500ml(中瓶1本)
日本酒(15%):180ml(1合)
ワイン(12%):約200ml(グラス1杯強)
焼酎(25%):100ml(コップ半分)
ウイスキー(40%):60ml(ダブル1杯)

飲酒が精子に与える影響としては、アルコールの代謝により発生する活性酸素種(ROS)が精子DNAを損傷し、遺伝情報に異常を引き起こす可能性があります。

具体的には、
①精子の質が低下
・男性ホルモン(テストステロン)の分泌を低下→精子の運動能力低下
・異常精子の割合増加→正常な受精が難しくなる

②精子の量の減少
・肝機能の低下によるエストロゲンの蓄積→テストステロン分泌の抑制
・長期的な大量飲酒が精巣自体へダメージ→精子産生を阻害

③ 生殖能力の低下
・テストステロン減少による性欲減退→勃起不全の発生リスク増加
・アルコール依存症の男性では、不妊率が有意に高いとされています。

漢方では、アルコールにより肝に負担がかかると働低下し、気の巡りが滞りやすくなると考えられます。
肝気鬱結(かんきうっけつ)の状態になると、ストレスの発散がうまくいかず、自律神経の乱れや血流の停滞を招きます。

一陽館薬局の子宝漢方では、肝臓そのものの働きを補いながら、ストレスによる気滞を改善し、本来の気血の巡りを回復するようサポートします。
体質や生活習慣に応じておひとりお一人に合った漢方と生活養生をご提案しますので、まずはご相談いただきたいと思います。

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