こんにちは。
気付いたら、ずいぶん長く通っていただいているお客さまがあります。
長くかかっても、多くは2年程度ですが、中には4~5年、に及ぶケースもあります。
今回は、2人目希望で、6年目かかって妊娠されたお客さまのお話です。
「妊娠に向き不向きがあるとすれば、私の子宮は、ことごとく妊娠に向いてないですよね~」と言われます。
そう仰るのも無理はありません・・・。
そう言いたくなる位、ここに至るまでには、本当に色々ありました。
第1子のときも生理痛がひどくて、生理不順でしたが、漢方薬で体質改善し妊娠。
出産は帝王切開でした。
産後、第二子を希望し、
どうも体調が優れない、とご相談にお越しくださった時は、生理痛がひどく、
生理が終わって4~5日目から不正出血が次回の生理まで続きます。
生理用シートに対するかぶれがひどく、海外から無添加コットンを原料としたものを取り寄せたりしていました。
生理の状態が安定したと思ったら、帝王切開後瘢痕症候群がわかり、その治療に1年かかりました。
帝王切開後瘢痕症候群は、まだまだ注目されていない不妊原因ですから、
治療にも難渋しました。
そうこうしているうちにAMHが低いことや風疹の予防接種など、体外受精をしたり、
一旦停止期間を設けたりしながら、なかなか体外受精の薬剤への反応も安定せずに一進一退でした。
気づいたときには、ご主人の状態も年月の経過につれて低下しており、
さらに困難な状態に追い詰められていました。
それでも、本当に根気をもって頑張られたと思います。
これで最後と決めて挑まれた今回、妊娠が成立し、感動の中にも安堵のご様子がみられました。
ここまで来たら引き下がれない!というお客さまがたくさん控えておられます。
決めた目的に向かって進む道中は、いろんな障壁があると思いますが、
どうか、希望をつないで頑張っていただきたいと思います。
私は、ささやかな存在ではありますが、お客さまの気持ちをサポートする気持ちは
無限大でありたいと思っています。
つらいとき、不安な気持ち、まとまっていなくても大丈夫です。
お気軽にお話しください。
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