妊娠できるカラダに。
こんにちは。
今日のご相談では、妊娠する前提となる“健康”の必要性を感じました。
妊娠を希望するずっと前から、精神科や心療内科にかかり続けてきたKさんは、今も精神安定剤や睡眠導入剤を数種類服用されています。
少しずつ減薬を進めているようですが、精神的に苦しい状況になると体調も悪くなり、食事や生活も不規則になってしまうこともあるようです。
このようなかたの場合は、妊娠中の体調変化や体力的な負担を考えると、妊娠を焦らず、心身ともにまずはお元気になっていただくことを目ざした方がよいかもしれません。
もともと体力がないことや生理不順であることを考え、卵巣機能やホルモン分泌の要として妊娠に対しての基本となる『腎』を補いながら、自律神経のバランスを整え排卵調整にも関わる『肝』の働きを整えるように、漢方薬を服用していただくことにしました。
Kさんは、31才。数ヶ月かかってもしっかりと体調を回復して、妊娠を迎えて頂くことが将来に向けても大切だと思います。
妊娠を希望されても、日常の健康状態が不調な方があります。
妊娠することも大切ですが、妊娠により、さらに「守るもの」が増えると、心配事も増えます。
妊娠してからさらに出産、産後を考えたときに不安がある場合には、できるだけ不安を解消して臨まれると安心ですね。
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