妊娠できるけど流産
5週で流産が2回続いたため、不育症検査を受けましたが問題はありませんでした。
原因不明の流産に「個人差があるからね」という言葉は、打つ手がないと宣告されたように感じました。
私の体は赤ちゃんを育てることができないのでしょうか・・・・・
力のない声に自信のなさが感じられます。
あらためて、妊娠に必要な条件について流産という角度から漢方的に見直してみましょう。
大きくは「子宮」や「卵巣機能」といった妊娠に直接関わる働きの問題と、直接的ではないにしても妊娠を受けとめ良好に保つために必要な体の状態に関する問題とが挙げられます。
赤ちゃんが育つ場所となる「子宮」の居心地が良くないと定着は難しいかもしれません。
居心地に関係する要素は「血」にあります。
「血」は赤ちゃんが育つための栄養や酸素を運び届けますから、量が足りなくても循環が悪く隅々まで届かなくても、十分とは言えません。
特に子宮内膜の材料としても大切な役割をもっていますから、「血の質」は「子宮内膜の質」につながると考えます。
妊娠を持続するために必要なホルモンがしっかり分泌されバランスが安定するには、卵巣機能か良好であることも大切です。
卵巣機能は、生命力の本質ですから年齢や体力の影響が関わります。
睡眠不足で疲れやストレスを溜め込んでいたり、仕事などで無理ばかり重ねているとご自身の「生きる力」が低下してしまいます。また、不妊治療でホルモン剤や排卵誘発剤など負荷をかけてばかりいると、本来の生命力を失うことになりかねません。
そう、健全な卵巣機能と育つための子宮環境が不可欠なのです、
その上で必要になる体質改善とは、個々人の弱みを補い整えること。
早めに相談すれば、スムーズな改善も見込めますね。
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