40歳からの卵巣機能とは。
「年齢のせい、と言われれば返す言葉がなくなります・・・」
Aさん(40歳)は、通院していましたが、3回の顕微授精で陽性に至らず、このまま不妊治療を続けても妊娠することは困難と告げられ、これから先への不安と漢方療法についてご相談にみえました。
38歳で結婚されたAさんは、年齢のことが気になることから結婚半年で不妊治療へ。
早期から体外受精へと進まれました。
検査では、異常はないものの、採卵できるのは2~3個。
良い時で2個受精するも凍結に至らないこともありました。
卵子の質が悪い!
受精したとしても受精卵の状態も良くない!
移植できても着床しない!
・・・すべて加齢による老化が原因かと。
もちろん、加齢により、成長も老化も、
私たちの生殖力・妊娠力は影響され続けていきます。
Aさんの卵巣機能も
加齢による影響も少なからずあるかもしれません。
が、加速する不妊治療期間中に頑張りすぎたために
本来の力が発揮できなくなってしまっているということもあるのでは。
40歳だから!と体の機能が線引きされることはありません。
今一度
ご自身の体の状態と向き合い、落ち着いてじっくりと漢方で体を養うこと。
毎日の漢方薬の服用と、これまで意識していなかった生活習慣の改善により、Aさんは自然妊娠という形で卵巣機能の回復を証明されました。
年齢ばかりでなく、決して有利とはいえない条件を抱えて頑張っておられる方はたくさんいらっしゃいます。
要は、その方の身体の力を最大限発揮できるかどうかだと思います。
高性能の車があってもエネルギー不足では走れません。
今のあなたに必要なのは
性能ですか?
エネルギーですか?
運転手ですか?
お答えは漢方相談から見えてきます
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