副流煙が妊娠に及ぼす影響について

「副流煙」と「受動喫煙」はいずれも有害で、さまざまな分野で問題視されてきましたが、
その意味を明確に認識されている方は少ないのではないでしょうか。

「副流煙」「主流煙」「受動喫煙」は、以下のように説明されています。

『 副流煙=火のついたタバコで、喫煙者が吸引していないときに、タバコの先端から立ちのぼる煙のこと。
  (喫煙者が吸引している煙が「主流煙」)

  受動喫煙=副流煙だけでなく、喫煙者の呼気(吐く息)に含まれる煙や、物に染み付いた煙も含め、
  タバコの煙・ニオイ全般を、人(または動物)が吸わされてしまうこと。

  https://www.tabaco-manner.jp/より 』

そして、副流煙は、主流煙よりも、はるかに多くの有害成分が含まれているということです。
 つまり、自ら好んで吸った”煙”よりも、自ら好んで吸いこんだものではない”煙”の方が有害であるというは、
 ショックなことです・・・。

 ここでは、妊娠との関連についてご紹介したいと思います。

 妊娠を機に煙草を止めるという方もいらっしゃると思いますが、 
妊娠中の副流煙は逃れることができるとしても、妊娠するまでの卵子や精子にはすでに影響してしまっています。

 副流煙により死産のリスクは約23%上昇し、周産期死亡が約2倍にも増えるそうです。
 さらに、低体重、乳幼児突然死症候群、注意欠陥多動性障害、口唇口蓋裂、無脳症、
 アトピー性皮膚炎、喘息、学習障害 などのリスクも報告報告されているとのこと。 

男性では、精子の濃度は15~25%程度減少し、精子の運動率も10~17%低下して 
精子の奇形率も10%以上増えてしまうとの報告もあるようです。 

煙草の煙に含まれる有害物質が卵巣や精巣に蓄積して、染色体や遺伝子に異常をきたすようですが、
 ご承知の通り、精子も卵子も3~6ヶ月かかってタイミングの時期を迎えます。

 今すぐ禁煙しても成果がみられるには、何ヶ月もかかります。 
目の前に「今すぐできること」があるなら、まずは、そこから始めてみましょう。

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