冷え対策お早めに
「冷え性だと妊娠しづらい・・・」
というご相談が増える時期になりました。
必ずしも、冷え性だと不妊になるということではありませんが、
特に、妊娠を望む女性にとっては「体の冷え」は大敵とされてきました。
体の冷えは、妊娠以前に、まず健康によいことではありません。
さて、強い冷え性を訴えるかたの中には
体質だからと決め込んでいるケースも見受けられます。
でも、「体質」には
遺伝的な「生まれつき」のものばかりでなく、
後天的な生活環境や食事により「つくり上げてきた体の状態」という部分が
むしろ今の「体質」に直結しているのではないでしょうか。
たとえば、今年9月から10月にかけて多く見られた、
基礎体温や月経周期の乱れ。
その中で、頻発したのが
「トマト」の連用による冷えが原因と思われる乱れです。
体調異変は、基礎体温にはっきりと現れてきます。
多くの方が6月ごろからトマトを食べ始め
暑い7月8月頃は難なく過ごされたのですが、
秋の空気が入り始める9月10月には
真夏と同じペースで体を冷やし続けた影響がきっちり出てきます。
トマトが悪い食品であるということではなく、
トマトの特性に合った食べ方を
自身の体質と照らし合わせて摂り方を考えることが大切です。
トマトの連用でバランスを崩されていたお客さまは、
全員がトマトの連用をやめただけで
基礎体温もいつもの軌道を取り戻されました。
漢方薬を服用して体質改善していくのも毎日の積み重ねです。
食事も毎日の積み重ねで体質をつくっていきます。
日々の食事を見直すとお悩みを解決するヒントがきっとあるはずです。
だって、その解答こそが、そのお悩みを生み出す原因であるからです。
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