元気な良質卵子を育てよう!~生活養生編~

妊娠しやすい元気な卵子を育てるといってもご自身が意識してできることと努力だけでは変わらないことがありますね、
体づくりは一朝一夕にはできないものですが、あらためて良質卵子の好条件を見直してみてください。

まずは、生活養生について。
どんなに良い漢方や治療を受けても、普段の生活が乱れていては十分な成果は得られません。

➀最優先事項は「質の良い睡眠」をとることです。
睡眠不足はホルモンバランスを崩す要因となり、卵巣の働きも低下してしまいます。
特に夜23時~深夜3時は、成長ホルモンが分泌され、妊娠力を養う大事な時間です。

➁卵子の成長を助ける栄養を意識した食生活に整えましょう。
卵子の成長に必要なのは「血流」「補腎」「胃腸」です
例えば血流を促進する食材なら、黒ゴマ、ナッツ類、青魚、生姜などがおすすめです。
生殖を担うエネルギー源となる「腎精」を養う食材としては、山芋、クコの実、黒豆、ほうれん草など、また卵子の栄養をつくる「胃腸」の働きを整える食材には発酵食品、根菜類などもおすすめです。
逆に、あまりおすすめできないものとして、過剰なカフェイン・アルコール・糖分などがあげられます。
瘀血(=血流の滞り)を生じて血流を悪くし、ホルモンバランスの乱れにつながるため、控えめにしましょう。

➂こちらもご相談でよくご質問をいただく「適度な運動」についてですが、基本的に健康のために無理なく継続できるものがおすすめです。
ウォーキングやヨガ、ストレッチなど、血流を促す軽めの運動を習慣にしましょう。
特に骨盤周りを柔軟にして温めるようなスクワットや骨盤回しなどは、子宮や卵巣への血流改善に効果的です。

➃もしかしたら最難関かもしれないのが「ストレスをためない」ことです。
ストレスは自律神経の乱れにつながり、ホルモンバランスを崩す要因であることはご承知のかたも多いと思います。
ストレス発散、気分転換、リラックスを心がけたいですね。

生活養生は、「良いこと」「悪いこと」は自覚していても、なかなか日常生活を変えることは難しいものです。
すべて「良いこと」ばかりをしようとし過ぎず、少し気を抜いてもよいと思います。
気を抜いた分、楽しい!美味しい!嬉しい!というポジティブパワーが増えて、妊娠力アップにつながるエネルギーとなれば差し引きプラスとなると思います。

漢方と養生を効果的に生かすためのご相談もお一人おひとりに合わせてアドバイスしています。
ぜひご相談いただきたいと思います。

日々の小さな積み重ねのように感じますが、今日より明日が良くなるよう意識しながら、漢方と生活養生を組み合わせて、元気な卵子を育てていきましょう!

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