体外受精の結果、産まれた子どもの数は治療件数の1割~NHK news webより ~
おととし行われた体外受精は36万8000件余りと10年前の3倍以上に増え、過去最多を更新したことが日本産科婦人科学会のまとめで分かりました。
一方、この治療の結果、産まれた子どもの数は4万人余りと治療件数の1割ほどにとどまり、専門家は「妊娠適齢期を逃して治療を受ける夫婦が増えているのが主な原因で、仕事と出産を両立できる社会づくりを急ぐべきだ」と指摘しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150912/k10010230551000.html(9月12日)
体外受精件数の増加に対し、出産に至る件数を見ると
正直、せつない気持ちになってしまいます・・・。
私は、日ごろの漢方相談を通じて、女性の体外受精時の心身の負担に向き合っていますので、
女性が一途に努力し続ける姿に、本当に喜びの日が訪れるようにと祈るような思いでサポートしています。
体外受精の場合には、治療の各段階が確実に実行できるように
体力を支え、働きを補い、精神的な緊張を和らげるのが漢方の役割です。
体外受精の効率を上げ、治療成果を高めることが漢方薬併用の意義だと思います。
漢方薬は即効性がない、と言われることもありますが、
きちんと相談して、適した漢方薬を服用すれば期待以上の効果が得られることもあります。
ささやかながら、一陽館を頼りにしてくださるお客さまが
お一人でも多く妊娠し出産された喜びを手にしていただけるよう
ご期待にお応えし続けてまいりたいと思います。
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