体の乾きは侮れません!

今日から10月、神無月。中秋の名月ももうすぐですね。
心地の良い秋晴れが続きます。

 

春と秋は、よく「季節の変わり目」と表現されますが、冷から温へ向かう変化と、熱から涼へ向かう変化の違いがあります。

 

体調全体では、今の時期には漢方でいう「肺」の不調と「秋冷」の影響が目立ちます。
たとえば、鼻炎や風邪、アレルギーや咳などが出やすく、また、頭痛、膀胱炎やこむらがえりなども起こりやすくなります。
情緒不安定も、春のイライラに対し、秋の憂鬱という感じです。

 

8月、9月の月経や周期が「いつもと違う」というかたも多かったのではないでしょうか。
たとえば、生理の期間が長い、不正出血、周期が短い、排卵が早い、生理痛がきつい・・など。
これらは、まとめれば「体の乾き」による現象です。
夏の暑さで、体内にこもった熱による「潤い不足」のサインなのです。
さらに、急激な気温低下とともに訪れた「秋の乾燥」によって乾きは拡大します。
「熱+渇」から「冷+乾」といった感じです。

 

お肌と同じように体の中も乾燥モードです。

 

だいたい10月あたりで少しずつ適応していって、11月からは冬の冷えモードに入っていきます。
ですから、一時的な乱れは心配し過ぎずに様子を見ることも大切ですが、それがきっかけとなって大きな不調とならないように、できるだけ短期間で回復しておくことも必要です。

 

体の乾きは、「ホルモン分泌」にも「卵子の質」にも「頸管粘液」にも「月経血」や「子宮内膜の質」にも「血行」にも影響します。なぜならすべて水分無しでは成立しない要素であるからです。

 

ふだんから喉がの渇きを感じない、飲みたくない、無理に飲むとむくんでしまう、胃にたまってチャポチャポする・・・など、どうやって効率よく水分摂取をしたらいいかわからない、というお客さまは、ご相談ください。
一緒にお客さまに適した対策を考えたいと思います。

 

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