他人事ではありません~男性不妊の現実~
テレビや街なかで、「バブル期のクリスマスはこうだった!」みたいな特集を皆で笑って見ていますが、自分がその時代の中にいたことを思うと、とても懐かしい気持ちになります・・・。
さて、年末が迫るこの時期は、1年の清算とともに、新年に向けて新たな1歩を踏み出す時期でもあります。
妊活においても、”次の策”を考える方もあると思います。
目先を変えるひとつとして、注目が高まりつつあるのが「男性不妊」です。
卵子で言われるのと同じように、精子の質も35歳以降は低下します。
高齢化に伴い遺伝子ダメージが起きます。
「お父さんの年齢が高くなると、(精子の)運動率や形態が悪くなるとかあるけど、さらに(問題は)遺伝子ですよね。ヒトの設計図のダメージも起きることが最近、分かってきたんです」獨協医科大学越谷病院 岡田弘教授
男性不妊の原因で4割が「原因不明」、3割が「精索静脈瘤」となっています。
まずは、医学的に治療の必要性があるものと、医学的な問題ではないものを確認して、
治療を受けるか、体調を整えるか、といった方針を検討されるとよいと思います。
漢方は、「原因不明」または「体調を整える」領域で有効になってくると思いますので、ご相談いただきたいと思います。
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