不正出血の巧妙?
こんにちは。
「今日は寒いですね」と言葉を交わす機会が多くなってきました。
さて、今回は、少し不安?に感じる方もあるような、微妙なお話です。
漢方薬を飲み始めて不正出血??という方が、まれにあります。
今までなかったこと・・・しかも不正出血、、となれば心配ですね。
その方の背景にもよりますが、最も多いのが飲み始めて1~2周期目までで、ここ数年経血量が減ってきたと感じていたようなタイプです。
漢方的な理解(あくまでもイメージです)としては、慢性的な血行不良から瘀血が進行して、結果、子宮内膜の劣化や経血の減少を招き、滞りとなってしまった状態が考えられます。
妊娠をめざすには、良質な子宮内膜をつくることが大切です。
そこで漢方によって、慢性的な瘀血改善へアプローチしたとすれば、一時的にこれまで滞っていたものが動き始めるため不正出血となることがあります。
この場合の不正出血は、良くなり始めるサインのようなもので、むしろ漢方薬が良く効いているといえるのですが、お客さまにとっては「漢方薬のせいで不正出血!?」と不安に思われるのも無理はありませんね。
今まで妊娠に至らなかったとすれば、今のままではやはり同じ結果を招いてしまいます。
変わらなければならないのです。
目先も考え方の方向性も、カラダも。
今回のお客さまのケースでは、不正出血が続いたことがきっかけでポリープが見つかりました。
医学的な診断と漢方薬による変化がもたらした”好転のきっかけ”だと思います。
ひとりで判断してしまわずに、ぜひご相談いただきたいと思います。
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