不安と不満と笑顔
妊娠できるかどうかの不安が大きくなると、不満に変化していく時があります。
先月、漢方を始めて10ヶ月目、翌月に誕生日を迎えられるお客さまが、ご自身を取り巻く様々な状況に苛立ちを爆発されていました。
が、今月のご相談では、胎のうが確認された、と見事な笑顔です。
「不安」が、「不満」へ変化する場合の特徴として、マイナス思考があると思います。順調なはずなのに、不足している要素にばかり注目したり、そこから現実的でない連想をしたりして、複雑にしてしまうのです。しかも、このような状況は、「あと一歩!」のところにある方に起こりがちです。例えば10個の要素のうち、1個か2個の不足の場合、不満に変化しやすく、不足が、10個中8個や9個ある場合は、不安を抱えながらも、必死によい状況を増やしたいと前を向きます。
不満は、見方を変えると、余裕といえるものかもしれませんね。
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