不妊治療の成功率をあげるために
その妊活は、積極的に成功を引き当てようとする方法ですか。
妊活という言葉には積極性というイメージが込められているように感じます。
私がご提案したい妊活は、積極的に不成功を減らそうとする方法です。
成功と失敗は対極にあるということから、「成功」以外はすべて「失敗」です。
チャンスが10回とすれば、失敗の回数を減らした分だけ、結果的に成功の回数が増えるということです。
子宝相談に来られたお客さまから聞かれるのは、漢方に対する有り余る期待感で、
例えば「ラストチャンス」とか「藁にもすがる」とか「最後の砦」などと言われることがあります。
もちろん、何回目であれご相談を受けたからには必死のチャレンジに全力を注ぎ成功を目ざします。
しかし、先ほどの例で、10回のうちすでに9回失敗してからまさに必死のチャレンジに賭けるのと、準備万端で1回目から挑むのとでは、どちらが成功の可能性が多くなるかは明らかです。
「〇〇だから」という理由で無防備なまま失敗の回数を重ねることは、成功を引き当てることでしか結果を手に入れることはできず、不成功率が増えたぶん、成功率を減らすことになってしまうのではないでしょうか。
不妊治療には制限があり、妊娠力にはリミットがあり、どれくらいのキャパシティかは人により異なりますが、その人なりのスタートラインに立ったとき、失敗を受け入れてスタートするか、失敗をなくす積極的行動から始めるかにより、成功までの道のりは全く違うものになるはずです。
行き詰まる所まで行き着いてから小さくなった出口を探すより、出口そのものを小さく塞いでしまうことにならないよう、成功率を増やす積極的な体づくりに寄り添います。
漢方による体づくりには時間がかかります。
でも必要な体づくりなく取り組まれた妊活にどれくらいの時間を費やして来られましたか?
不妊症と妊活に関する専門家の指導を受けることができる一陽館薬局は奈良市にあります。
ご自身の状態をふまえ成功率をあげたい方は、ぜひご相談ください。
この記事へのコメントはありません。