不妊治療と更年期障害。
不妊治療を継続しているお客さまから、「更年期でしょうか?」というご相談があります。
その人が、何歳で更年期が始まるか、というのはわからないものです。
自然現象として迎える更年期とは別に、不妊治療で長期にホルモン療法を行っている場合には、更年期障害のような症状を感じることがあります。
たとえば、のぼせ、顔や頭から急に汗が出る、オリモノが減少していく、不眠、イライラなどを伴い、月経血が少なくなり、月経周期の乱れや排卵の遅れなども起こってきます。月経や排卵周期の乱れに至る前段階として、排卵日が早まる状態もよくみられます。
ただし、これらに似た症状があるから、必ずしも該当するということでもありませんし、異なる症状が指標となる場合もあります。
漢方的には、このような状態は体内のバランスの崩れとして対応していくことで本来の状態に戻していくことができます。
最近体調が少し違ってきている?!と不安を感じた場合は、バランスの崩れが進行しないうちにご相談いただきたいと思います。
一時的なバランスの崩れなら、早目の漢方薬で、改善にかかる期間も短くてすみます。
せっかくの不妊治療も、カラダのバランスを崩したままでは、十分な成果は得られにくいことと思います。
不妊治療と漢方薬の併用についてもお気軽にご相談ください。
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