不妊治療と体質改善の見極めどころ

こんにちは。
今日は「処暑」だそうですが、地域により暑さ対策・湿度対策・低温対策・落雷などのニュースが聞こえてくると、日本の広さを感じます。

 

さて、当店では、不妊治療にも行き詰った、年齢的な変化への対策が必要、積極的な妊活を何から始めるか・・・など、不妊治療を意識したご相談が多いのですが、「いつ?」という選択は難しいものですね。

 

不妊治療を「いつまで?」「いつから?」、年齢的な条件への考え方、漢方による体質改善への取り組みも開始の時期や状況や、不妊治療の有無や不成功期間など、時間経過に伴う状況変化を見逃すことはできません。
要は、その人にとって、最良の時期に最適な選択をすることが、効率よく妊娠するための道といえます。

 

35歳を過ぎると質・数ともに低下が目立ち始め、妊娠率は下がり流産率は増えるといわれるように、時間経過に伴い妊娠しづらくなることは知られていますが、有利であっても不利であってもその条件下における最良の成果を上げたいものですね。そういう点で漢方治療は体側から底上げを担うといえます。さらに、不妊治療で排卵やホルモン分泌の面から効率を高めるということができれば、きっと一般基準以上の結果も奇跡ではないかもしれません。

 

ただ、この時に気を付けたいのが、個人的背景です。
ホルモン剤や排卵誘発剤などの薬では、効果も副作用も強すぎたり弱すぎたりすることも当然ありますので、ちょうどいい加減にすることが大切ですし、漢方薬でも、体質や体力に合うものを用いることが必要です。これを見過ごすと期待するほどには、うまくいかない場合も出てくると思います。

 

「漢方薬で体質改善」という表現がありますが、長年かけて定着してきた身体の状態を変更することは、手術で悪い箇所を切り取るようにはいきません。

 

「体質」は、その人の食事・睡眠・活動・精神状態など、「生きかた」の証拠といえるのです。
もちろん、遺伝的な要素も幾分かはありますが、その割合と比較にならない「生きかた」が体質そのものなのです。

 

体質に不安がある方は、未来に向けて、過去の「生きかた」を見直し、漢方薬で手助けしながら、お早めに取り組みを始めていただきたいと思います。

 

未来へのご相談をお待ちしております。

 

 

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