不妊と不安と不満の関係
妊娠を望む気持ちが強いほど不安を感じるのかもしれません。
長く、ゴールが見えない道のりを走り続ける時間は
心から笑顔になれる日々ではないかもしれません。
ツラさのあまり、
ツライという気持ちにも耐性ができてしまったという方もあります。
ふと気づけば、
「不安」と「不満」が交錯してしまって
いつの間にか
「不安でいっぱい」だったはずが
「不満でいっぱい」になってしまう方があります。
不安と不満の大きな違いは、
「不満」は、何か(誰か)のせいにしてしまうこと
・・・病院のせい、治療のせい、パートナーのせい、漢方のせい・・・・
頑張っている自分をも否定してしまう方もあります。
不満=消化しきれないストレスは、
漢方的には「気滞」という「気のめぐりがうっ滞した状態」を招き
カラダの働きも停滞・低下させてしまいます。
皮肉にも気持ちが追い詰められるほど
治療が非効率になったり、
服用した薬の効能が十分に得られなかったり
ということになりかねません。
「不安な気持ち」の存在を感じつつも
「不満」に置き換えてしまわないように。
不安と不満には大きな違いがあると思うのです。
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