不妊とストレスの関連性
こんにちは。梅雨入り間近の晴れ間が、雲の様子からわかりますね。
赤ちゃんがほしいという願いがなかなか実現されない日々が続くことは、大きなストレスへとつながっていく場合がみられます。
このストレスは、主に2つの状況に分けられると思います。
ひとつは、自分自身の問題です。
つまり、心で生まれたストレスは、内臓機能にも影響し、また、体が不調だと心のバランスまで崩してしまう、という連鎖が起こります。
気にし過ぎて排卵が遅れたり、生理周期が乱れたりするようなものです。
もうひとつは、自分と周囲の関連性です
今強いストレスを抱えていても、ストレスの本質をたどっていくと「早く赤ちゃんがほしい」という欲求にたどり着きます。
シンプルにこの欲求に対応するのが、先に示した「自分と向き合う」問題ですが、こちらは、自分が生み出さなくても家族や友人といった対人的な問題であったり、仕事の調整や不妊治療といった事柄であったり、生活していく中での摩擦によります。
ストレスの感じかたや表現は人によりますが、自分一人では成立しない、努力量が結果に反映するとも限らない、終わりが見えないがタイムリミットはある、という背景が不妊相談の特性です。
だから不安を言い出すとキリがありません。
「ストレス↔不妊」という連鎖を切り離して、ひとつ1つの問題をシンプルにしながら対策していけば、きっとモヤは晴れ、少し視界が広がるのではないでしょうか。
私は、視界不良で道が見えなくなって立ちすくむかたが、前進されるお手伝いをしています。
人と人とのかかわりが、大切な「道しるべ」ではないかと思います。
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