ストレスからの。
子宝漢方を始めて、以前から今ひとつ調子がよくなかったE₂の値が出るようになりました、と驚かれた様子でご相談のお客さま。
このところ、ホルモン剤で刺激しても卵が育たず、採卵しても1個がやっとで、胚盤胞をめざしても途中で分割が停止してしまい、1年あまり胚移植ができていないとのこと。
卵子の育ちが弱いため、自然排卵のタイミングを見計らって可能であれば採卵を試みる方針で今周期スタート。
FSH値がやや高めのため、なんとか対応がないかとのご相談です。
お客さまご自身が実感されている通り、仕事のストレスが増大しイライラするとFSH値も高騰するようです。
漢方的にも、年齢を反映し、情緒と月経血とホルモンバランスに関わる働きを担うのが「肝」です。
つまり、ストレスと月経とホルモンバランスは、同じ所が担当しているので、「イライラ→FSH値」というルートをたどるわけです。
同じようにストレスがかかったとしても、このような理由を知っているかどうかで、向き合い方も変わるのではないかと思います。
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