カラダは、食べ物でつくられる
「カラダ」=「体質」は、日々の食事によって作られます。
体に良いもの、栄養をたっぷり含むもの、妊活やダイエットなどご自身の目的に見合った体質づくりのためにも情報収集に余念がないという方もいらっしゃいます。
漢方には「養生」という言葉があり、生命力を養うために必要な実践、つまり、健康維持向上のための日々の取り組みのことですが、健康にも、身体と心、補うべきか発散すべきかなど、個々人のその時の状況に応じて判断することが必要です。
食べ物による養生は、「食養生」といって、やはり、身体と心、補と瀉のバランスに配慮して調整することが大切です。
ですが、そうは言っても、慣れないこと、苦手な方もおられると思います。
他人の受け売り情報を鵜呑みにしてしまって、気を遣って頑張っているのに逆効果ということも見受けられます。
どうしたらよいかわからない、という方には、体質によらず実践しやすい基本方針として以下の3点をご提案しています。
➀季節の食材を優先
➁和洋の選択は「和食」を優先
➂よく噛んで食べる
妊活では、アレは冷えるからよくない、とか、コレは血流が悪くなるから控える・・とか、
よく聞かれますが、一概には言い切れないと思うこともよくあります。
あんなに不摂生している子がすぐに妊娠したのはどうして?という経験をされた方もおられるように、
妊娠は、一人でできることでもなく、生活環境や様々なタイミングが重なった「授かりもの」でもあるといえますから、
ストレスになるような頑張り方をしてもなかなか思い通りにはならないものかもしれません。
お一人おひとりに合った「心地よく継続できる方法」を見つけたいものですね。
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