なぜ、妊娠できないの?~判定で陽性を獲得するカラダになる!~
こんにちは。
年内最終の土曜日は、大変混雑した1日となり、お待たせしてしまったお客さまには快くご容赦いただき、ありがとうございました。
さて、遠方からお越しくださるお客さまからのご相談も相次ぎましたが、特にいつも心が痛くなるのは、体外受精ことさら顕微授精を繰り返し、一度の採卵で複数個採取され、胚盤胞に至りながら、移植しても一度も陽性判定にならないという方についてです。
男性側の状況が顕微授精レベルである場合は、赤ちゃんがほしいならば顕微授精しか選択肢がない、というのは常識的にも理解できます。
治療法としてはごく当然の選択でしょう。
しかしながら、移植後に着床を受けとめる子宮環境を考えた場合、黄体ホルモン補充などのホルモン環境を補っても着床しないとしたら、ほかに打つ手はないでしょうか。
「卵子・精子の質」「老化」で納得できますか・・・?
加齢など経時的変化が理由と指摘されても、それでも「妊娠したい!」としたら、医学的な問題とは別に、自分自身で着床環境をより良くすることを考えてみるしかありません。
そういう時には、私たちにご相談いただきたいと思います。
着床環境つまり、子宮の受け入れ不備には、漢方でいう「瘀血」が影響していることがほとんどです。
瘀血は、慢性的な血行不良をいい、それによって月経血の状態が劣化したような状態になります。
具体的には、生理痛、経血がドロッとしたり、血塊が混じったり、生理のキレが悪い、経血の排出にムラがある、などのほか手足の冷え、肩こり、頭痛、顔色が赤黒い、肌色がくすむ、など全身的にも血行不良の様子がみられます。
これは、体質ですが、体質だからと諦めるのではなく、漢方薬とともに食事や生活の改善にしっかり取り組めば、よい方向へ変わっていけるのです。
「もっと早く相談しておけばよかった」の前に、少し立ち止まって自分と向き合ってみると、ヒントは自分の中にあるかもしれませんね。
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