ご夫婦のかたち
昨日までの出張から出勤しますと、うれしい話やら何やら・・人情あふれる1日でした。
ご相談の場では、さまざまな出会いがあります。
相談そのものが電話のかたや、他府県からでも数時間かけて来店されるかた、女性のみまたは必ずご夫婦でお越しのかたもあります。
ご相談内容も、まったく異なりますし、考え方やタイプもそれぞれですが、今回は、ご主人の立場について思うところです。
ようやく迎えた安定期にホッとしたご様子のご夫婦。
何度も何度もくじけそうになる奥様と、ぶれずに静かに支えてこられたご主人。
ひとつ一つの「きっかけ」を積み重ねて、たどり着かれた「妊娠」です。
これまでの時間は、「妊活」というにはあまりにも長い険しいものでもありましたから、「幸せをかみしめる」という表現がピッタリです。
奥様は、とても素直なかたで、すぐに不安になってしまって、悩んでばかりいるタイプで、ご主人はそんな奥様に穏やかにしっかりと寄り添っておられます。
妊娠初期の経過が順調で、ついつい活動的になりそうな奥様に対し、「自分ができることは全て引き受ける」という覚悟のご主人。
ご夫婦のかたちって、それぞれですね。
この女性には、きっとこの男性が最高のパートナーなんだろう、と思いました。
特に、不妊治療となると、どうしても女性側にかかる負担が大きく、避けることができないものです。
十分に理解していても、どんなにご主人が思いやってくださっても、やりきれない感情に支配されるときもあります。
お互いに「できること」と「できないこと」があり、それを理解し合い、バランスをとることは本当に難しいと思いますが、今、頑張っているご夫婦に、私なりに「できること」をお伝えしていきたいと思っています。
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