『不妊検査で死亡;業務上過失致死~毎日新聞2018年4月23日~』より
高度な不妊治療で知られる北九州市「セントマザー産婦人科医院」で2016年に不妊治療の検査のため手術を受けた30代の女性が死亡した医療事故があり、福岡県警は23日にも担当した30代の男性医師や60代の男性院長ら3人を業務上過失致死容疑で書類送検する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、女性は16年11月、不妊治療のために同医院を訪れて卵管に詰まりがないかを調べる検査を受けた。検査は女性に全身麻酔をかけた上で、腹部に穴を開けて小型カメラを挿入する腹腔(ふくくう)鏡手術で実施。女性はその後容体が急変し、北九州市内の別の病院に搬送されたが、翌月に死亡した。
国内の出生数は年間約100万人。
年間40~50人の妊産婦が亡くなっている。
妊産婦の死亡事例を医師らが検証する妊産婦死亡症例検討評価委員会の調査で、2013~15年に亡くなった140人のうち15人が不妊治療で妊娠後、持病の不整脈や高血圧などが悪化し5人が死亡していたとの報告もあります。
不妊治療には、大きな期待と人生の夢をかけて臨まれるかたが ほとんどだと思います。
できること、知ることができる現代においては、同時にリスクと責任も避けられないのかも しれません。
健康であること、体を大切にいたわること、日々の瞬間は意識していないかもしれませんが、忘れないようにしたい原点を漢方でサポートできることは、私たちにとって有り難い使命だと感じます。
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