「貼る薬」も要注意です!
『モーラステープ、胎児に副作用 妊娠後期は使用禁止』
(2014年5月1日) 【北陸中日新聞】より
シップ薬として効き馴染みのある製品で、
年間900万人以上もの使用がある、とのこと。
貼り薬や目薬、塗り薬は、
妊娠への影響や副作用に対する意識が低い傾向にありますが、
飲み薬同様に注意が必要です。
【参考】
http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20140501130624676
久光製薬、「禁忌」項目を改訂
厚生労働省は30日、
痛みや炎症を抑える医療用貼り薬「モーラステープ」
(一般名ケトプロフェン)を使用した妊婦に、
胎児の動脈管収縮や羊水過少症の副作用が5例あったと発表した。
いずれも後遺症はなく、回復したという。
厚労省は同剤と副作用の因果関係が否定できないとして、
モーラステープなど、ケトプロフェンを有効成分として含む
貼り薬や塗り薬を製造する久光製薬などに対し、
妊娠後期の妊婦は使用しないよう、添付文書の使用上の注意の改訂を指示。
久光製薬は「禁忌」の項目に妊娠後期の女性を盛り込むなどの改訂を済ませた。
厚労省によると、妊娠後期に使用した後、
胎児の心臓につながる胎児動脈管が収縮し、
胎児に肺高血圧症などが起きた症例が4例あったほか、
妊娠中期の使用で羊水が少なくなる羊水過少症が1例あった。
モーラステープは1995年に販売開始し、年間約917万人が使用している。
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