最高グレードの卵子なのに
前回も良質な卵子を移植したはずなのに、妊娠判定は陰性。
担当医師からもなぜ着床しないか理解しかねると言われ途方に暮れるばかり。
3回連続の結果にショックしかない、との思いから一陽館にたどり着きました・・・とのこと。
「なんとかなりませんか?」
と思いを打ち明けられました。
3回とも着床を期待できる胚盤胞だったのに、変わらない状況に、ただただ確率だけを頼りに回を重ねるしかないのかと疑問を感じてご自身で取り組める体質改善を探されたのです。
このようなケースは、ここ数年の積極的な体外受精の増加につれてご相談も増えています。
カウンセリング内容を整理します。
まず、良質な卵子が獲得されることから卵巣機能は保持されていると考えられます。
ですから一概に年齢的に卵子の質が良くないからと思い込み過ぎないことが大切です。
問題は、着床しない理由が何か?ということです。
子宮環境が良好でないと、どんなに元気な卵子でも居心地が良くないはずです。
子宮環境を考えるポイントは、血流、子宮内膜の質と厚さ、老廃物をため込まないことがあげられます。
そして、血流が良くない実感があっても、どのようにして改善するかが問題です。
善玉菌と悪玉菌のバランスをサプリメントで改善しても、血流が悪いままだと老廃物を排出しきれず、環境悪化を招く可能性も考えられます。
新鮮な居心地の良い環境へと変えていくことが、子宝漢方の役目です。
受け入れ環境が良くなれば居心地が良くなり、土壌が整うと芽吹きにつながることでしょう。
きちんと整えたうえで、胚移植を迎えていただけるよう一陽館の漢方がお役に立てることと思います。
特に体外受精では、採卵準備から移植、着床して心拍確認までたくさんのステップをクリアしなくてはならず、その間に何度も通院し検査を受け、緊張と不安と期待を駆け巡り、心身ともに計り知れないストレスを抱えられることと思います。
私のカウンセリングを通じて、専門的なアドバイスとともに心も元気になっていただけることと思います。
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