対処法がわからない?!
体外受精2回陰性で、漢方相談に来られたお客さま。
子宮内膜症はあるけれど、これが不妊原因ではないとの診断だそうです。
検査でホルモン値が正常でも、基礎体温は2相になっていても、体外受精という手段を以ってしても、妊娠に至らないならば、そうなる事情はあるはずです。
漢方では、病名の如何よりも、病気の要因である体質に目を向けて改善します。
「子宮内膜症」は、漢方では「瘀血」という体質に該当し、血流の悪さが特徴的です。
多くの方は、冷え性であり、生理痛や生理不順の他、卵巣や卵管などにトラブルを抱えるケースも目立ちます。
病症そのものが不妊の原因となっていなくても、その病症を引き起こす「体質」が ”そもそもの要因”
と考えるのです。
そういう意味では、子宮内膜症という明らかな「原因ではないけれど要因となる」ものがあるという点では、漢方的には体質改善による体づくり期間の必要性を充分に感じます。
「どこも悪くない」と頑なにご自身の体質に向き合えないままお悩みの方もいらっしゃるように思います。
見る角度を変えれば「見え方」も変わります。
「見え方」に応じて対処法もあるのではないかと思います。
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