卵子の質でお悩みなら
「初めての採卵で16個採れましたが、未成熟が多くて受精し凍結できたのは2個でした。」
という30代半ばのお客さま。
「排卵誘発剤の飲み薬だけで3個採れて受精し凍結できました。」
という40代前半のお客さま。
医学的な背景はそれぞれで事情も異なると思いますが、30歳代半ば以降は妊娠率が低下に向かう要因として「卵子の老化」が挙げられています。
卵巣機能(=妊娠しやすさ)に弱りが見え始め不妊治療の効率も上がりにくくなっていきます。
卵巣の病気や長年ピルを服用してきたなどの条件がなければ、30歳代は保有する卵子も40歳代より多く、薬剤の刺激に反応してたくさんの卵子が育ち採卵できるものの数は多く見込めるのですが、数が多くても空胞の割合が多いと効率が良いとはいえない結果となることもあります。
卵巣機能では不利といえる40歳代でも、その方に合っていれば効率を上げることも見込めるのかもしれません。
一概に卵子の質がよくないといっても状況にもよるのですね。
漢方では、お体そのものの自然減に逆らっていくことはありません。
減った卵子の数が増えることはありませんが、お体全体の体力を補い元気になっていただければ、土台そのもののパワーアップにつながり卵子も元気になるのではないでしょうか。
子宝漢方の一陽館薬局では、お客さまお一人お一人の状態にしっかり寄り添うことで、その方にとって妊娠を迎えるために必要な要件をご提案し、カウンセリングを重ねて実現までの手段を一緒に考えています。
お悩みに決まったパターンはありませんので、ぜひご相談いただきたいと思います。
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