体と向き合って ~卵巣過剰刺激症候群から~ (Oさん・37歳・女性)~ 漢方だからできること
~卵巣過剰刺激症候群から(Oさん・37歳・女性)~
<漢方薬服用8ヶ月>
生理が遅れています。
期待が外れるとがっかりするから、期待しないでおこう、
と思いながらも、毎日落ち着きません。
なんとなく下腹部に違和感はあるものの、
それが妊娠の兆候かどうか、わからず、じれったい気持ちです。
カゼをひいたのか、なんとなく熱っぽい感じで、
体のだるさと、頭痛があります。
*高温期間が延長し、妊娠の可能性が高いのではないでしょうか。
体調の変化も、妊娠による場合も考慮し、
様子を見られたほうが良いと思います。
あと数日、この状態が続くようなら、
きっと妊娠検査薬でも陽性が確認できるのでは。
妊娠の可能性が高いので、
漢方薬も妊娠されてからのものに切り替えておきます。
心身ともに、安定した状態で、お過ごしくださいね。
☆漢方だからできること☆
<漢方薬服用8ヶ月/ その後>
妊娠が確認できました。
うれしいような、信じられないような、不思議な感じです。
漢方薬は妊娠中も服用できるものがあると聞いています。
これから、どういう漢方薬を飲んでいけばよいか、アドバイスください。
*新しい命との出会いに感激ですね。おめでとうございます。
お医者さまの指示のもと、
素敵なマタニテイライフをお過ごしくださいね。
「妊娠は病気ではない」と言われますように、
漢方薬は妊娠中の体調に合わせて服用できるものがございます。
妊娠初期の現在は、しっかり妊娠を継続していくための調整と
「つわり」への対応が中心になり安定期へ。
赤ちゃんへの栄養がしっかり届くように、発育が順調であるように、
お母さんの血液や体力補給を目的とした処方から、
後期は、貧血対策・妊娠中毒症の予防や、
出産後の体の回復・授乳がスムーズに進むための漢方薬という経過が一般的です。
体質や経過によっては、必要な漢方薬も様々ですから、
その時々の体調をお伝えいただき、早めにご相談くださいませ。
*Oさんのようなご相談は、不妊治療継続中の方では、
様々な段階でみられる可能性があるようですね。
排卵誘発による、タイミング・人工授精・体外受精の過程で、
治療をしばらくお休みして、卵巣を休めてください・・・と言われて、
ガッカリし落ち込んだ経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
体が頑張るためには、エネルギー補給も必要です・・・
持っておられる「からだの力=妊娠力」
を発揮するためのエネルギー補給が漢方薬の働きでもあります。
Good Luck !
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