二人目不妊の原因は一人目の妊娠にヒントあり
お久しぶりです。
一人目は一陽館の漢方で妊娠し、その子は3歳になりました。
実は、二人目がなかなか妊娠にいたらず、不妊治療をしていますが、調子が良くない気がしています。
また、お世話になりたいです。
詳しくお聞きすると、前回の妊娠後6週までは安胎薬を服用されていましたが、以降、漢方はやめてしまったとのこと。
安定期まではトラブルはなかったものの、中期以降は早産のリスクが高まり、入院管理となり、緊急帝王切開での出産となり、赤ちゃんは未熟児で生まれました。
出産後も程なく生理が再開し、授乳もできなかった、と言われます。
半年前から不妊治療(タイミング療法)を継続しているけれど、最近、生理の量が明らかに少なくなり、おりものもなくなり、生理前の感情の起伏が激しく生理痛もひどくなり、心身ともにどんどん辛くなっています。
見かねたご主人が、不妊治療は向いてないのでは?と考え、今回も一陽館に相談しようと提案されたそうです。
今回のケースでは、医学的には早産につながる原因はなさそうで、状況として頸管短縮がみられただけでした。
そうすると、漢方的には、前回、明らかに妊娠維持の力が不足されていたのだろうと推測されます。
ホルモン分泌にかかわり生命力の源となる卵巣機能(漢方では腎精)が不足し、もともとの不妊の要因と考えられた瘀血がひどいため赤ちゃんに栄養や酸素が届きにくい状況があったのではないかと考えられます。
さらに、出産で消耗した体力が回復される間もないうちに生理が再開し、次の妊娠に必要な気血を充足することができなかったのでしょう。
まずは、生理周期や生理の様子が安定することが最優先と考えられます。
第二子以降の妊娠では、妊娠できるかどうか、というよりも、妊娠に必要な条件が整っているかがポイントです。
一陽館薬局では、一人目も、二人目以降も桃福宝を中心とした漢方での妊娠を希望される方からのご相談も承ります。
まずは、落ち着いてご相談いただければと思います。
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