隠れ貧血チェック
〔Q.鉄分不足は検査でわかりますか?〕
A. 一般的な血液検査では見落とされることが多いですが、フェリチン値を調べることで体内の鉄の貯蔵量がわかります。
フェリチン値が低い場合、鉄分が不足していることを示します。
基本的に、不妊検査ではフェリチン値は測定されませんが、妊活に必要な栄養状態を確認するため、婦人科で必要に応じて測定されることがあります。
気になる場合は、医師に相談してみましょう。
〔Q.貧血と診断されなければ、大丈夫ですか?〕
A.ヘモグロビン値が基準値内であっても、フェリチン値が低い場合、鉄分が不足している可能性があります。
この状態は「隠れ貧血」や「潜在性鉄欠乏症」と呼ばれ、自覚症状がない場合でも鉄分が不足していることがあります。
鉄分不足が続くと、卵子や子宮への栄養供給が滞り、妊娠力にも影響を及ぼすことがあります。
───\隠れ貧血チェック/───
・疲労感、だるさ
・頭痛、めまい
・イライラ、不安感
・生理不順
・息切れ、動悸
・冷え性や乾燥肌
・爪や髪のトラブル
・集中力や記憶力の低下 など
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このような症状が見られる場合、鉄分不足が進行している可能性があります。
自覚症状がない場合でも、これらのサインに気づいたら鉄分不足を疑ってみましょう。
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