生理痛の有無と妊娠までの期間の関係 ~前編~
生理痛は、漢方では「瘀血」(おけつ/血流の滞り)の指標のひとつとして、子宮環境を整えるうえで大切なサインと考えています。
一陽館では実際に、生理痛の有無によって妊娠までの期間にどれくらいの差があるのかを調べてみました。
―――*対象*―――
妊娠され最終的に出産された方の中から、生理痛の程度により各直近から30名
【ひどい】生理痛:痛み止め1回以上服用
【「なし」または「軽い」】生理痛:痛み止め服用なし
―――*結果*―――
「ひどい」生理痛グループ
平均年齢 38.2歳
「なし」または「軽い」生理痛グループ
平均年齢 38.9歳
■妊娠までの期間
「ひどい」生理痛グループ
平均12.7ヶ月
「なし」または「軽い」生理痛グループ
平均6.1ヶ月
■流産経験者の割合
「ひどい」生理痛グループ
流産経験あり30名中21名 漢方前15名、漢方後12名 ※重複あり
「なし」または「軽い」生理痛グループ
流産経験あり30名中5名 漢方前5名、漢方後2名 ※重複あり
結果を踏まえた考察は来週の投稿でお伝えします!
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