生理のトラブル!~生理不順~
女性ならば誰もが長く付き合って行くことになる「生理」。
生理は赤ちゃんを授かるために大切なものです。
また、生理はそれだけでなく、
女性の体調をあらわすバロメーターのような役目も持っています。
24~38日程度の周期で生理がおとずれるのが一般的ですが、
生理予定日を過ぎてもなかなか生理がこない場合や、
いつも生理周期が安定しないような場合、
どこかに負担がかかっていたり、何らかの病気が原因となっていたり、
身体からSOSが送られているのかもしれません。
生理がこない原因として考えられるのが、「ストレス」です。
排卵を調節しているのは脳の中にある脳下垂体と呼ばれる部分で、
脳下垂体は自律神経の影響を受けやすいといわれています。
この自律神経を乱すのがストレスで、強いストレスが続くと排卵の周期が崩れ、
生理がこなくなってしまうこともあります。
「ダイエット」も原因のひとつです。
摂取カロリーが最低限度を下回る生活が続くと、
体が妊娠できる状態ではないと判断し、ホルモンバランスが崩れ、
生殖機能を抑制します。
生理周期は卵胞ホルモン・黄体ホルモンという2つの女性ホルモンの増減によって
一定のリズムを保っています。
そのため、どちらか一方のホルモンに分泌不足や過剰分泌が起こると、
全体的なホルモンバランスが崩れ、生理不順を招いてしまいます。
この様な状態が継続すると卵巣機能が衰えてしまい、
生理がこなくなってしまうこともあります。
「生理が遅れるくらい大丈夫…」と放置せず、
普段の生活を見直したり、大きなトラブルになる前に
身体をいたわってあげるようにして下さいね。
急激に体重を減らすような間違ったダイエットはせずに、
1日3食バランスよく食べて、十分な睡眠を取りましょう。
また、ストレスとじょうずに付き合うことも大切です。
たとえばヨガやアロマテラピーなどといった
自律神経のコントロールにつながる運動を日常的に行い、
カラダにやさしい生活を心がけてみましょう。
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