コウノトリ通信 Vol.29
こんにちはヽ(^0^)ノ
漢方の一陽館薬局です。
今年も、とうとう梅雨の時期がやって来ました(´・_・`)
洗濯物が乾かなかったり、室内がジメジメしたり、外出も億劫になったり、
快適とは言えない季節。
そんな時こそ♪
可愛いレインブーツや傘などで、雨の日ならではのお洒落を楽しんでみましょう♪
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◎二十四節気
(一年を春夏秋冬の四つに分け、それをさらに六つに分けて季節を表すもの)
6月6日 「芒種 ぼうしゅ」
稲や麦などの穀物の種を蒔くころ
6月21日 「夏至 げし」
太陽が最も高く昇り、一年で最も昼の時間が番長くなる日
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◆今月のテーマ 『 梅雨の時期の不調 』
梅雨に入り湿度が高くなると、湿気の邪気=「湿邪」が原因で
様々なトラブルがあらわれやすくなります。
漢方では、体内の機能をツ黴「肝・心・脾・肺・腎」の5つの働きに分けて考え、
「五臓」のバランスが整っていれば健康な状態。
崩れていると様々なトラブルがあらわれます。
梅雨は『脾』が最も影響をうけやすい時期。
『脾』とは、次のような働きを持っています。
・消化吸収のコントロール
・水分代謝の一部や栄養代謝
・血液が血管から漏れないように調整
・老廃物の排出
・内臓を正常な位置に維持する
余分な湿気は『脾』の働きを弱めてしまい、胃腸トラブルや疲労感、
だるさが抜けにくくなったりします。
『脾』が弱まると、皮下出血や鼻血、不正出血、消化不良や胃下垂、
倦怠感や疲労感を感じやすい傾向にあります。
生れつき胃腸が弱い人や、『脾』の働きが低下している人は、
食べ物から「気」「血」を作り出すことが十分に出来ず、
全身に栄養素が行き渡りません。
そうなると、子宮や卵巣への栄養も不足し、
卵胞の育ちやホルモンにも影響を与えてしまいます。
『脾』の不調による栄養不足は、
生命維持・生殖機能などを司る『腎』にも影響します。
妊娠に向けての体づくりのためには、まずは『脾』の強化・回復が大切です。
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●控えていただきたいもの●
・ 脂っこいもの
・ こってりしたもの
・ 刺激物を控える
・ 冷たい物
・ 生モノ
・ 生野菜
・ アルコール
・ 甘いもの
●心掛けていただきたいこと●
・ 就寝直前には食事はとらない
・ 食事は腹7~8分目
・ 適度に汗をかくこと
・ 一度に大量の水分を摂らない
・ からだを冷やさない
・ 冷たいものを食べる時は、ネギや ショウガなど、薬味として活用しましょう
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健康なからだをつくる事が何より大切。
普段の食事や生活習慣から、体質改善に気をつけて
妊娠しやすいからだを目指していきましょうヾ(@⌒―⌒@)ノ
★☆『脾』の働きを助けるオススメ食材は、次回ご紹介いたします☆★
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