コウノトリ通信 Vol.27
こんにちはヽ(^0^)ノ
漢方の一陽館薬局です。
新緑が鮮やかな季節となり、一年で最も好天に恵まれる時期です。
そよぐ風も、肌に心地良く感じますね♪
ストレス発散や気分転換のためにも、自然の気をたっぷり体内に取り入れて
伸び伸びと過ごしましょう。
*☆*:;;;:*☆**☆*:;;;:*☆**☆*:;;;:*☆**☆*:;;;:*☆**☆*:;;;:*☆**☆*:
◎二十四節気
(一年を春夏秋冬の四つに分け、それをさらに六つに分けて季節を表すもの)
5月5日 「立夏 りっか」
暦のうえでは、夏が始まる日
新緑が目立ち始め、風も爽やかになるころ
5月21日 「小満 しょうまん」
草木が成長し、天地に満ち始める
陽気が盛んで、田に苗を植える準備を始めるころ
*☆*:;;;:*☆**☆*:;;;:*☆**☆*:;;;:*☆**☆*:;;;:*☆**☆*:;;;:*☆**☆*:
◆今月のテーマ 『 心の不調 』
五月病という言葉があるように、
季節の変わり目からのストレスや疲れが心身ともにあらわれ、
気分が不安定になりやすい時期。
眠れない、何事にもやる気が出ない、イライラすることが多い、
気持ちが沈む、急に涙が出て止まらなくなる・・・
心が疲れているサインかもしれません。
漢方では「心身一如(しんしんいちにょ、しんしんいちじょ)」といい、
心とカラダは一つであり、切り離しては考えられないと言われています。
マイナス思考により生じた精神的ストレスは、脳やカラダに悪影響を与えます。
プラス思考で心を前向きな状態に保てば、
脳やカラダに生き生きとした活力を与えるというように、
常に密接な関係でお互いに影響しあっているのです。
子宮や卵巣やホルモンの働きは、心の不調にとても敏感です。
精神的なストレスにより、肌トラブル、下痢や便秘を繰り返す、
食欲をコントロールできない、月経不順、
月経周期や基礎体温の乱れなどがおこりやすくなります。
ストレスは女性ホルモンの天敵なのです。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
●疲れやストレスを溜めない為の習慣●
・ストレスは、できるだけその日のうちに解消して翌日には持ち越さない。
・自分の好きなことをする時間を持つ。
・頑張っている自分にご褒美を♪
・お風呂に自分の好きな香りを取り入れる。
・日付が変わる前には布団の中へ。
・睡眠リズムを一定に保つ。
・バランスの良い食事を心がける。
人間のカラダは「気・血・水」の3つの要素で構成されています。
3つのバランスが保てている状態が健康。
バランスが保てなくなると不健康な状態。
特に「気・血」に問題が生じると、体調を崩すだけでなく、
心も穏やかでなくなります。
「気・血」が滞ると、イライラしたり、怒りっぽくなったりします。
「気・血」が足りなくなると、とにかく憂鬱、やる気がでない、心配症、不安感、
ため息が多いなどの状態が起こりやすくなります。
心の不調は、元気を作り出す胃腸の働きも弱まっていることが多く、
冷えが生じると焦燥感やもの悲しい気持ちにもなる事も多いです。
足りない部分を補ったり流れをスムーズにすることで、
心身のバランスを調整し、機能の回復ができます。
心とからだのバランスを整えることは、
妊娠力を自然に高めることにも繋がりますので、
日頃からケアしていくことが大切です。
《 オススメ食材 》
菊花 セロリ 金針菜 春菊 小松菜 山芋 ほうれん草 人参 柑橘類
シソ 百合根 ホタテ しじみ 赤身の肉 レバー ひじき 黒きくらげ
蓮の実 なつめ ぶどう ミント ドライフルーツ ナッツ類 など。
この記事へのコメントはありません。