コウノトリ通信 Vol.25
こんにちはヽ(^0^)ノ
漢方の一陽館薬局です。
気温や天候の変化も激しく、新しい環境になることも多いため、
体調を崩しやすい時期です。
心身ともに、リラックスを心がけましょう(⌒▽⌒)
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◎二十四節気
(一年を春夏秋冬の四つに分け、それをさらに六つに分けて季節を表すもの)
4月5日 「清明 せいめい」
すべてが明るく清らかで、生き生きとして清々しく感じられる頃
草木の花も咲き始めます
4月20日 「穀雨 こくう」
穀物の発芽を潤す、春の温かい雨が降る頃
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◆今月のテーマ 『 春の不調 』
漢方では、体内の機能を「肝・心・脾・肺・腎」という『五臓』にわけて考え、
この『五臓』のバランスが整っていれば健康な状態、
崩れていると様々なトラブルが現れます。
春は「肝」が影響を受けやすい季節。
「肝」は「肝=肝臓」だけではなく、
肝臓の機能も含め『気(生命エネルギー)』を全身に巡らせ、
血液を貯蔵し、血流量を調節・代謝や解毒・自律神経系をコントロールする
役割を持っています。
血液の貯蔵量が少なくなると、爪が割れやすい・目が疲れる・筋肉の痙攣などが
おこりやすくなります。
「肝」は精神と深い関わりがあるため、
春は他の季節と比べて「ストレス」をためやすく
「不安」「イライラ」を感じたり、やる気が出ない・落ち込みやすいなど、
自律神経のバランスが崩れ情緒不安定になりがちです。
女性の場合、過度のストレスにより「肝」が影響を受けると、
生理トラブルや月経前症候群(PMS)、
基礎体温の乱れの原因にもなりますので要注意です。
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こんな症状ありませんか?
□ 元気がない
□ やる気がでない
□ 不安感がある
□ 落ち込みやすい
□ 不眠
□ 月経不順
□ 便秘または軟便
□ 怒りっぽい
□ イライラする
□ 頭痛
□ めまい
□ 血圧の上昇
□ 吹き出物が増える
□ 胃腸のトラブル
このような症状が多くあてはまる方は、
気の巡りを良くする香りのする野菜や柑橘系、
春に旬をむかえる食材を取り入れて不調を改善して行きましょう。
☆オススメ食材☆
梅干 酢 春菊 チンゲンサイ うど 菜の花 ツ黴セロリ ニラ
グレープフルーツ オレンジ ライチ いちご アボカド
イカ あさり しじみ クコの実 薔薇 ジャスミン 菊花 ミントツ黴 など
☆控えていただきたいモノ☆
味の濃いもの 辛いもの こってりしたもの 冷たいもの 刺激の強いもの
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適度な酸味は「肝」の働きを良くし、
からだの疲れを取りイライラを緩和しますが、
取り過ぎると胃腸の働きを悪くしてしまいます。
取り過ぎには注意しましょうね!
季節の始まりの時期にからだを整えることは、一年を元気に過ごす為にも大切。
早起きを心掛けて、適度な運動を生活に取り入れましょう。
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