おりものの変化①
◆年齢による変化
おりものは女性ホルモンであるエストロゲンの影響を受けるため、初潮~10代の思春期に少しずつ増えていき、
女性ホルモンの分泌がピークを迎える20~30代の成熟期になると分泌も増え、
月経周期によって量や質の変化がはっきりしてきます。
その後、エストロゲンの分泌が減少していく40代以降~更年期が近づくにつれ減っていきます。
閉経後は更に減少し、膣内が乾燥するため自浄作用も低下してしまいます。
◆生理周期による変化
生理直後から排卵期に向けて徐々に量が増えていきます。
卵胞ホルモンがもっとも高まる排卵期は量も増え卵の白身のような透明~白色で伸びが非常によくなります。
高温期になり黄体ホルモンが分泌される時期は粘度があり量はさほど多くなく、
月経直前になると乳白色のおりものが分泌します。
この記事へのコメントはありません。