『 未病 』

◆今月のテーマ 『 未病 』

病気とは言えないけれど「疲れがとれない」「いつも手足が冷たい」「動悸がする」
「よく眠れない」「朝、起きられない」「頭痛やめまいがする」という
何となく調子が悪いという状態を『未病』と言います。

病院の検査で異常がなくても、からだの不調には必ず理由があります。

ライフスタイルが大きく変化したことや、晩婚・晩産化によるホルモンの乱れやストレスから、
『未病』を抱える女性が増えています。

妊娠を希望しているのに、なかなか授からないという状況も『未病』の延長線上にあると考えられます。

病気や未病の原因は生活習慣の積み重ねです。

漢方では、体内バランスの乱れが原因と考えられますので、基礎体温や食生活、
生活習慣などからその原因を探し改善するお手伝いができます。

気になる不調がある方は、まずは自分と向き合い、体質を知ることから始めてみましょう。

私たちのからだは「気・血・水」の3つの要素で構成され、互いに助け合い、
バランスを保って全身を巡り、私たちの生命活動をコントロールしています。

「気・血・水」のどれか1つの不足や、巡りが悪くなっただけでも、
全体のバランスが崩れ体内にトラブルを引き起こします。

☆「気」は、生命エネルギーと生理機能。
血液や水分を巡らせて新陳代謝を促したり、臓器を動かし体温を正常に保つ。

☆「血」は、血液とその働き。
全身を巡って栄養と潤いを与えたり、精神を安定させる。

☆「水(津液〈しんえき〉ともいう)」はリンパ液など、血液以外の体液。
内臓や粘膜や肌や髪など全身に潤いを与え、関節の働きを円滑にする。

「気・血・水」は、それぞれ不足タイプと滞りタイプに分けられ、
「気」の不足は「気虚(ききょ)」、滞りは「気滞(きたい)」
「血」の不足は「血虚(けっきょ)」、滞りは「瘀血(おけつ)」
「水」の不足は「津虚(しんきょ)」といいますが、「津虚」が起こるときは、同時に「血虚」が起こることが多いので、両方を合わせて「陰虚(いんきょ)」と呼び、滞りは「水滞(すいたい)」といいます。

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