『 妊娠と腰痛 』
腰痛は、腰の筋肉に大きな負担がかかったり、血行が悪くなることでおこる症状です。
私たちのカラダは、体内の気・血・水に滞りがおこった時に「痛み」としてSOSを出します。
急性のものや繰り返しおこる慢性のもの、婦人病や内臓疾患などによるものなど原因は様々です。
腰は『腎』のエネルギーが集まるところ。
漢方でいう『腎』とは、腎臓の働きだけでなく、成長や発育・生殖・免疫・ホルモンをコントロールする働きがあり、
歯や骨、耳や髪にも関係しています。
腰痛があるということは、冷えや血行不良などにより、妊娠に最も重要な生命力の源『腎』の機能が
低下している状態とも考えられます。
特に、運動不足・冷え・ストレス・デスクワークなど同じ姿勢をとり続けることが多い方は要注意!
また『腎』は『気(生命エネルギー)』の貯蔵庫でもあるので『腎』のパワーが低下すると、
気力の低下などおこりやすくなります。
『腎』の働きは、年齢とともに必ず衰えます。
体質など、年齢に関係なく『腎』の働きが低下している方もいます。
35歳以上、または『腎』の働きが低下している方は「腎虚=老化」に対するケアが必要です。
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