『 不妊治療の理想と現実 ② 』

前月号の『不妊治療の理想と現実 ①』では、
2017年に治療を受けた45万件の中で、わずか半分強しか移植できておらず、
残りの20万件は、移植すらできていないという衝撃的な結果をお伝えしました。

それでは、移植ができた25万件のうち、実際に妊娠・出産していたのはどれくらいの年代なのでしょうか?

・妊娠件数→79,000件余り。
(33歳~40歳は、5,000件以上で計50,962件。全体の64.3%を占める。)

・出産件数→55,000件弱。
(34歳~39歳は、4,000件以上で計28,565件。全体の51.9%を占める。)

・妊娠率 →17.7%
(38歳までは20%台、39歳~41歳は10%台、42歳以上は10%未満になる。)

・出産率 →12.3%
(33歳までは20%台、34歳~39歳は10%台、40歳~45歳は10%
未満、さらに46歳以上は1%未満になる。)
〔 生殖補助技術 2017年データ(公益社会法人 婦人科学会発表) 〕

年代別にみると、最も多く体外受精をしている年代は37歳~42歳。
最も妊娠・出産に至る件数が多い年代は33歳~40歳。
驚くべきことに、なんと!最高でも、妊娠率・出産率が20%台という低い結果です。
しかも、最も体外受精をされている年代が、最も妊娠・出産しているわけではないのです。

皆様は、この結果をどう思われますか?
このことからも、治療=妊娠・出産の確率が高くなるということでもなく、治療すれば妊娠できる、
治療が妊娠させてくれるものでもないという現実も見えてきます。

女性のカラダは7年周期で変化し、最も充実するのが28歳頃といわれてきましたが、現在では、
漢方をうまく活用することで、妊娠力を高めながら治療の負担からカラダを守り、
さらに治療の効果を高めることもできるのです。

医学的にも高齢出産と言われている35歳を過ぎると妊娠力が急激に低下していきます。

加齢による影響をゆるやかにする補腎薬は、お一人おひとりの体質に合ったものがあります。
ぜひご相談ください。

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