「脾」のはたらきが低下していませんか?
「脾」は、西洋医学でいう脾臓のことではなく、消化吸収のコントロールや、水分代謝の一部や栄養代謝、血液が血管から漏れないように調整、老廃物を排出、内蔵の位置を維持する働きを持っています。
◎このようなことありませんか?◎
□ 体や頭が重い感じがする
□ だるくてやる気がわかない
□ 関節が痛む
□ むくみやすい
□ めまい、立ちくらみがする
□ 疲れが抜けにくい
□ 食欲不振、または過剰に高まる
□ 胃がチャポチャポする
□ 下痢、または軟便
□ 甘味が非常に欲しくなる
□ 痰がからみやすい
□ 不正出血がある
□ 経血量が極端に多い、または少ない
□ 流産経験がある
□ アザができやすい
□ 鼻血が出やすい
□ 唇や口角が荒れる
□ 舌の縁に歯型が付いている
☑の数が多ければ多いほど「脾」の働きが低下していると考えられます。
梅雨の時期に限らず、普段から「お腹の調子が悪い」「胃腸が弱い」「食欲不振」など「脾」の働きが低下している人は、飲食物から「気・血・津液」を作り出すことが出来ず全身に栄養が行きわたらず生殖に重要なエネルギーが低下している状態です。
「脾」の働きが弱っていると、子宮や卵巣への栄養も不足し、卵胞の育ちやホルモン分泌、生命維持・生殖機能などを司る「腎」にも影響してしまうだけでなく、せっかくの漢方の力も発揮できず、改善に時間がかかってしまいます。
妊娠に向けての体質改善や体作りのためには「脾」の強化・回復が大切です!
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