AMHと”卵子の質”のための養生
”妊活”を意識していると「本当は良くないんだろうな」と思いながらやめられない事や好ましくない習慣を続けている方もおられるかもしれません。
「妊娠」には、卵子と精子が不可欠で、さらに言えば、卵子の受精できる質と精子の妊娠させる質
が必要です。
わかっていても自分ではどうしようもない事もあれば、心がけ一つで変わる事もあるかもしれません。
「AMHの数値」や「卵子の質」に穏やかな気持ちではいられないのも理解できます。
けれど焦らずに、毎日の好ましい生活の積み重ねは、卵子の育ち方にも好ましい影響を与えると考えられます。
ここでは一日の流れに合わせて、妊活に役立つ生活習慣の工夫をまとめてみました。
個人差もあるため、参考として見直すきっかけになれば幸いです。
朝は、一日のリズムを整える時間を意識しましょう。
・朝日を浴びる
体内時計をリセットし、自律神経やホルモンのリズムを整えます。
・朝食は抜かない
卵子はたんぱく質やミネラルを必要とします。卵・魚・納豆などを取り入れましょう。
・冷えを防ぐ服装を意識
下半身を冷やさないことで、骨盤内の血流も安定します。
昼は、活動と栄養補給の時間を意識しましょう。
・適度に体を動かす
軽いウォーキングや階段の上り下りなどできることを考えてみましましょう。
血流を良くすることで卵巣への栄養も届きやすくなります。
・ランチは栄養バランスを意識
精製された白いパンや甘いスイーツばかりに偏らず、野菜・たんぱく質・炭水化物をバランスよくとりましょう。
・深呼吸や休憩を意識的にとる
ストレスはホルモンバランスに影響します。
忙しい日中ほど、数分の深呼吸でリセットしましょう。
夜は、休養と質の良い睡眠をとりましょう。
・夕食は寝る3時間前までに
遅い時間の食事は胃腸に負担がかかり、ホルモン分泌の妨げにもなります。
・湯船に浸かる
38〜40℃のお風呂で副交感神経を整え、血流を促します。
・スマホ・PCは寝る前にオフ
ブルーライトは睡眠ホルモンを乱します。
照明を落としてリラックスモードを心がけましましょう。
・23時までに就寝
成長ホルモンや女性ホルモンの分泌を補う時間帯です。
さっそく、できる事から意識してみましょう。
朝の光、昼の栄養、夜の休養。
どれもシンプルですが、毎日続けることで卵子の環境は確実に変わっていきます。
一陽館薬局では、日々の養生についてのアドバイスやお一人おひとりに合った漢方でサポートしていきます。
妊娠への体づくりに近道はないかもしれません。
でもあなたにとっての最短ルートはあるはずです。
※ブログで取り上げて欲しいテーマはInstagramDMまたは公式LINEメッセージにて受付中
◎陽子先生妊活Instagram
この記事へのコメントはありません。