子宮外妊娠と漢方
ご相談の中で気になる「子宮外妊娠」について考えてみたいと思います。
自然妊娠に比べてART(IVF/ICSI)=体外受精/顕微授精は子宮外妊娠の発生率が高いことをご存知でしょうか?
自然妊娠では、子宮外妊娠の発生率は 概ね 1〜2%(妊娠のうち約1〜2件/100件) といわれています。
ART(IVF/ICSI)による妊娠では、1.4〜5.4%(文献によっては最大で約8%の報告もあり幅がある) と報告されています。
数値にばらつきがあるものの、基本的に自然妊娠より高率と認識されているようです。
卵管などに着床してしまうと、卵管を切除するなどにより、身体のダメージと精神的なショックとそして次の妊娠への制限や術後の癒着などのトラブルといった様々なリスクやストレスを抱えることになります。
ARTでの子宮外妊娠率が、自然妊娠より高い理由として、医学的には主要因は卵管因子や移植・胚の状態、転帰定義の違いなどとされています。
●以下リンクよりご覧ください
では、漢方ではどう考えるかといいますと、
(あくまでも個人的な意見です)
胚移植の手技(担当医の技術)を除くと、要因の一つには体質面での問題として「瘀血」が考えられます。
一陽館薬局では、漢方で不妊治療前の体質改善をおすすめしております。
具体的には、お一人おひとりの体質によります。
なかなか授からないから・・とか、年齢を気にして不妊治療を急ぎたい方こそ、落ち着いてご自身の体質を好ましい状態へ整えられることが大切かと思います。
妊娠への体づくりに近道はないかもしれません。
でもあなたにとっての最短ルートはあるはずです。
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