8人に1人の時代に

日本産科婦人科学会より最新のARTデータが公開されました。
全国600余りの医療機関を対象に、2023年1年間に実施された、体外受精で生まれた子どもの数や実施件数をまとめまたものです。

2022年4月から公的な保険が適用され、徐々に体外受精の状況に変化がみられていますが、今回は、簡単に概要をまとめたいと思います。

体外受精で生まれた子どもの数=8万5048人
※前年比+7800人
※3年連続で過去最多

体外受精の件数=56万1664件
※前年比+1万8000件
※過去最多

体外受精を実施した人の年齢
39歳=4万6181件
42歳=4万5572件
40歳=4万5544件

29歳以下=3万5933件
※前年比+4500件

保険適用になった影響(個人的見解です)
・若い世代も早い段階で、一般的な不妊治療から体外受精に切り替えるケースが増加
・回数制限の境界にあたる年齢(39歳、42歳)の駆け込み需要

数年前には、生まれてくる赤ちゃんの10人に1人が体外受精と言われていましたが、今や8人に1人まで割合が増えました。

体外受精件数が増え、出産件数も増え、妊娠率が高い世代の件数も増えましたが、妊娠率や出産率となれば従来と大きく変わっていないのが実状です。

やはり妊娠するかどうかは「からだ次第」なのでしょう。
そしてせっかく妊娠したのに流産してしまうことがないように母体のコンディションを良好に保つ意識も大切かもしれません。

体外受精を何回かこなすうちに成功することをめざすよりも、1回の妊娠率を上げるためにしっかり体調を整え臨まれることをおすすめします。

妊娠への体づくりに近道はないかもしれません。
でもあなたにとっての最短ルートはあるはずです。

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