40歳代からの不妊治療
私がカウンセリングを担当するお客さまには、40歳代の方も多いのですが
一番の問題は、不妊治療の時期や進め方です。
ほとんどの方が、漢方薬を始める前に体外受精や顕微授精を数回以上行っているのですが、
なかなか結果に恵まれず、ご相談くださいます。
体外受精や顕微授精のどの段階がハードルとなっているのか、
それによって、どの要素を漢方薬で補足する必要性があるかを考えていきます。
難しいのは、ハードルを越える力を養うために、どれくらいの助走が必要かが人によって異なることです。
すでに、助走とジャンプを繰り返してきたわけですから体力自体の消耗も大きい。
急速なエネルギーチャージをしながら、制限時間内にクリアするには様々な工夫も必要でしょう。
一定期間休養して体力を回復する方もあれば、治療を休むことなく全力で漢方薬を併用する方もあれば、ペース配分を考えながら効率を上げることを考える方もあります。
どのやり方が正しいわけではない、だから迷い悩むのが正直なところ。
リミットを意識するから、さらに想いも強くなる。
気持ちだけでは解決できない現実問題が立ちはだかるのです。
ある特集で、40歳の体外受精での妊娠率が8%程度ということから、体外受精を12回やれば妊娠できるというような解説をされていますが、誰もが12回で1回当たりくじが引けるということとは違うと思います。
1回で成功する人と、あきらめるまでやっても成功に出会うことのない人があるのが現実だと思います。
だから、「1回」「1個」を大切に、前回よりも今回が成功に近づけるものにしていくために漢方薬をご利用頂き、私たちのアドバイスを少しでもお役立ていただきたいと思います。
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